海帝祭20170812③

前回の感想の続きです。観劇から時間が経ちすぎて記憶が無くなっています。なのでニュアンスです。


[影をあつめて〜Give your smile〜]
一番最初の記事にも書きましたが、この曲ではユウヒルが改造服を着て登場してくれます。最高です。
本編ではルルカとミッチェルが歌っていたところは氷室先輩と駒先輩が歌います。この曲って光明奪還作戦に失敗した後の曲で、帝一たちが悩んだり苦しんだり様々な気持ちを抱えているみたいな曲って解釈しています(違ったらごめんなさい)。だから本編では奪還作戦に関わったルルカとミッチェルが、というか赤場派メインで歌っていましたよね。海帝祭で氷室先輩と駒先輩が歌っているのを見て感じたのは、二人は直接奪還作戦に関わっていないけど帝一たちを見守っていたはずなのでやっぱり思うところはあったんだろうな、と。生徒会の3年は特定の生徒に肩入れできないから、見守ることしかできなかった二人。二人だからこその苦しみもあったはずですよね。それをなんとなく感じれたような気がします。気がするだけですけど笑
そして本編では歌っていなかった光明も歌っています。光明が洗脳されている時の曲だからね。光明がこの曲を歌っているのを見て、どうしてこんなこと(洗脳)になってしまったんだろうと色々と考えてしまいました。赤場派と東郷派、赤場派とユウヒル、このすれ違いというか考え方の対立というかなんというか、それを思い出してつらくなりました。ユウヒルは悪役で、この物語は帝一目線で進んでいるので光明を洗脳した時も完全に悪に見えます。でも、二人は悪じゃないんです。私の解釈ですが、ユウヒルは自分たちの理想、夢、それを実現させたかっただけ。光明を洗脳した時だってもう戻れないところまで来てしまったというか、やりとげるしかなかったというか、きっとユウとヒルも心の奥底では良心や子供の頃のトラウマがあったはずだろうなって思います。ふたりともその感情に蓋をして決して表に出てこないようにしてしまっていたとは思いますが。誰も悪くないんです。環境が、時代が悪かっただけなんです。本当のところは作者の方しかわからないだろうけれど、私の中では誰も悪くないんです。この曲を聞いてこんなことをずっと考えていました。
色々な事を考えて良い意味で辛くなったけれど、最終的には蒜山様の改造服姿麗しいなぁとか考えていたのでわたしってちょろいですね。そしてここまでの文章、自分でも何が言いたいのかわかりません。語彙力は旅に出ました。


[ぼくにだってわかっている]
この曲は一章の曲。良い曲ですよね。
歌いだしが蒜山様(本編では本田先輩)なので、前の曲で着ていた改造服を脱いで服と帽子を裕次郎に渡して前に出てきます。ユウヒルコンビ大好き芸人なので泣きました。泣いてはいないですけど
「窓の外ぼんやり眺めて この空の向こう側に 一体何が待ってるのかって 珍しく真剣に考えた」っていう蒜山様のパートから始まるんです。この歌詞って本田先輩にはもちろん合うんですけど、蒜山様にもとても合うなぁって思いました。蒜山様もひとりで居る時こんな感じで悩んでるんだろうなって。そう考えるとこの二人だけじゃなくてどのキャラにも当てはまるんですけどね。
「つまらない大人になりたくないって思っていても今は 空回りした言葉たちが 頭の中渦巻いている そんなことぼくにだってわかってる」っていう歌詞。海帝の生徒って海帝高校生徒会長になるためにどんなことでもするじゃないですか。帝一も菊馬も氷室先輩も。弾くんっていう例外もいますけど。それゆえに大人の世界、政治の世界がどれだけ汚いかっていうのをよく知っているんですよね。海帝の生徒って。その、海帝の生徒たちがこの歌詞を歌っているのって、心にきません?このキャラクターたちだからこそ言える歌詞だなって。一章の曲だから本編では1年生は歌っていませんでしたけど、1年生も海帝の生徒で、そういう世界を体験しているから1年生が歌っているのを聞けたのも大きいなっておもいます。
「一つ一つ積み上げていくことが勝利に繋がるって言うけど やりきれない痛みや悲しみが抑えられないのはなぜ」って言う歌詞は本編では森園先輩が歌っていましたが、今回は羽入くんが歌っていました。森園先輩と羽入くんって共通点が多いですよね。将棋とか先を読むところとか頭がいいところとか。森園先輩がプロを目指すのをやめたのは羽入くんに負けたからで、羽入くんがプロを目指さないで海帝に入学したのは森園先輩が居たから。この二人には切っても切れない縁があるんでしょうね。だから、森園先輩が歌っていた歌詞を羽入くんが歌っていたのがとても嬉しかった。森園先輩の意志を受け継いでいるかのように見えて。


[君はひとりなんかじゃない]
これは帝一たちが弾くんのためにアルバイトする時の曲ですね。この曲を光明や蒜山様、裕次郎、菊馬が歌っている事に感動しました。バイトソング?だけど、この曲ってバイトソングじゃなくて、仲間がいる幸せというかそういうのを歌っていると思うんです。だから、菊馬と光明は置いておいて、ユウヒルの二人がこの曲を、帝一や弾くん、氷室先輩や駒先輩たちと歌っているのが凄く嬉しかった。ユウヒルは悪役で弾帝派とは分かり合えなかったけど、こういう世界もあっていいんじゃないかなって。ユウもヒルもああいう理想を掲げていたけど、本当は普通の男子高校生なんです。幸せになって欲しかった。だから帝一たちとユウヒルが楽しく笑いあってこの曲を歌えたことが嬉しかったんです。


[ぬすんだバイクはかえそうぜ]
新入生メドレーのときの久我くんの曲。大人の事情でCDに入れられなかったんだね笑
「いろいろあってCDに入らなかったやつ、歌っちゃっていいですか〜?」って久我くんが聞いて客席が良いよ〜っていうやり取り楽しかったです。
久我「そこのマヨネーズ持ってる子。誰を見に来たんですか」客「ひるぜんさま!」久我「(シカトして)GO!」っていう客席いじりもありました。曲終わったあとその人に蒜山様がタオル渡しに行ったらしいですね。羨ましい( ‘ᾥ’ )


[遠く]
この曲の歌詞が凄く好きです。2章の曲なので本編では1年生は歌っていなかった曲。1年生も揃って歌うとまた違う景色が見えますね。映像出演だった森園先輩や堂山会長、玲ちゃんにも一緒に歌って欲しかったなぁ。あとルルカとミッチェル、本田先輩は中の人が一人二役だから歌えなかったのも残念。あの人たちが演じる彼らが大好きなんだけど、どうにかして一緒に歌って欲しかったなって思ってしまう。絶対無理だけど。
「走りたくても動けない気持ちだけが揺れて揺れて」ってところと「叫びたくても届かない気持ちだけが揺れて揺れて」ってところの歌詞が海帝の生徒にとっても当てはまる歌詞だなって感じます。
あと、サビの「遠く遠く 夢見た景色は君に僕に どんな色を見せるだろう」って歌詞が好きです。


[すみれ、ばら、こちょうらん]
一章から三章まで通して最後に歌っていた曲。この曲聞くと終わっちゃうなぁって気持ちになります。でも歌詞のせいでまだ続くのではっていう期待もしてしまう曲。
「今日はここまで お別れですが また続きが出来ること願っています
つまり続編があれば またこうして会える
いや、明日またここで同じステージやってます」っていう歌詞聞くとやっぱり期待しちゃいますよね。誰だっけ?次はドームでって言ってたけれど、學蘭歌劇なら本当にやりそうだなって。ドームとはいかなくてもまたライヴやってくれるような気がする。期待してもいいですか?良いですよね?
「すみれ、ばら、こちょうらん 貴方に似合う花 差し上げましょう その気高い胸に」そっくりそのままキャストに返したい言葉だとおもいませんか?この素晴らしい世界を魅せてくれた気高いキャストのみなさんに。